今まで多くの方に支えられながら、~キセキの杜~ ジョブステーション和歌山事業所は2016年4月1日を持ちまして、開設一周年を迎えることができました。
利用されている方、そのご家族、関係者各位へ日頃のお礼を述べるのに併せて、当事業所の取り組みをお伝えする機会として、5月29日(日)13:30より一周年記念式典を開かせていただきました。
場所は華月殿の5階をお借りしました。
この日に向けて、利用者の方々も自分たちの日々の取り組みを伝えるために多くの時間をかけて準備を進めてきました。
その成果がこちらです。
上記の写真はまだまだ一部になりますが、内容としては毎月発行している会報や、日々の様子の写真をバランスよくレイアウトした看板、コラージュで彩った花の形の制作物などです。
制作物の企画から実際の制作までを全て利用者の方々が中心になって進めてくれました。ご出席いただいた皆様には式典の前後にご覧いただきましたが、多くの方が見てくれていました。
他にも、利用者の方々が自主的に作られたものとして、事業所のテーマソングがあります。
『ジョブステソング』『幸せの「カタチ」』の2曲あり、作詞を有志の利用者の方が、そしてそれに合わせた曲を音楽を専門に学ばれた経験のある利用者の方が付けて出来上がった、想いの込められた曲となっています。この2曲も式典の前後にBGMとして流させていただきました。
式典開始後は、ジョブステーションの運営母体となる株式会社KEGキャリア・アカデミーの角野社長より、続いてジョブステーション和歌山事業所の所長をしている中野より挨拶をさせていただきました。
その後、メイン講演として紀の川病院の副院長・ひきこもり研究センター長をされている宮西 照夫 先生より「生き辛さを抱えた若者たちの支援の課題」と題してご講演をいただきました。
診察だけでは終わらせない、当事者の方々と共に様々な活動をされている宮西先生ならではのお考えや想いを学ぶことが出来、大変有意義な時間となりました。
宮西先生のご講演を終え、休憩を挟んでからは当事業所の取組み報告となります。
トレーニングプログラムについてを出口から、職場見学や実習の報告を澤田から、締めを兼ねて所長の中野よりこれまでの取り組みや行事の写真を交えて総括をさせていただきました。
当日は総勢80名もの方々にご出席いただくことができ、誠にありがとうございました。
またこの式典にあたって、東京より応援に駆けつけて手伝いに入っていただいたジョブステーション高田馬場の皆様、そして新たに開所するジョブステーション大井町の皆様にも感謝いたします。
今後とも、~キセキの杜~ ジョブステーションへのご指導、ご鞭撻のほど何卒よろしくお願いいたします。
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